著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(30)日本の兵隊は死ぬことが前提だった

公開日: 更新日:
フィリピン・レイテ島に上陸する連合軍。日本軍は大半の将兵が戦死した(1944=昭和19=年10月20日)/(C)共同通信社

 日本軍の兵隊は強かった、という言い方は戦後でもよく言われるエピソードであった。本当にそうか。その点を私の取材メモ、あるいは入手した文書などで語っておこう。

 今からもう30年近く前に、アメリカ南部のアトランタでガダルカナル戦で日本軍と戦った海兵隊の元兵士から話を聞いたこと…

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