N党立花氏に百条委データを提供した維新・増山県議は会見で何を語る?…非公開に賛成しながら「県民に正しい判断を」の意味不明
というのも、この非公開(秘密会)の証人尋問を巡っては、岸口氏から得たという偽情報で立花氏に「黒幕」扱いされ、自死に追い込まれた百条委員の竹内英明氏が公開を求めていたにもかかわらず、非公開に賛同していたのが増山氏だったからだ。
公開されている県議会議事録や動画を確認すると、証人尋問の実施方法について審議した24年10月11日の「文書問題調査特別委員会」で故・竹内氏はこう発言していた。
「理事会で、知事選挙に影響が出る可能性があるということで協議をさせていただき、理事会で、全会一致ではなくて、賛成多数ということで決められたという経緯がある。(略)前知事が証人として出頭することになると、その影響が(知事選に)あるかないかということになると思うが、それ以外の方なので大丈夫ではないかということで、私どもは、事後に公表するというような従来の秘密会ではなく、通常どおり証人尋問をすべきだと理事会でも申し上げた。もう一度、議論するつもりはない。理事会では、オブザーバーの方はその採決に入っていなかったため、委員会で改めて決を取っていただきたい」