“生みの親”橋下徹氏も《解散やろ》と三行半…偽情報・怪文書が飛び交った兵庫県知事選で維新議員の関与相次ぐ
《兵庫県議会100条委員会の取りまとめに抵抗しているのが県議会維新らしい。こんなルール違反集団はもう解散したらどうや》
とうとう“生みの親”も三行半を叩きつけたようだ。
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)がSNSを更新。兵庫県の斎藤元彦知事(47)のパワハラ疑惑告発文書問題を調べる県議会調査特別委員会(百条委)の委員で、日本維新の会の増山誠県議(46)が政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57)に百条委秘密会の音声データを提供したと明らかにしたことについて言及。《兵庫県議会の維新はルールを重視する維新の精神から完全に逸脱。解散やろ》と突き放した。
橋下氏がカンカンになるのも当然だろう。偽情報と怪文書が飛び交った昨年の兵庫県知事選を巡り、維新所属議員の関与が相次いで明らかになったからだ。
斎藤氏を支援する目的で知事選に出馬した立花氏は街頭演説で百条委の竹内英明元県議(1月に死亡)を名指しし、「うわさ話をつくった人です」などと猛批判。その発言などがSNS上で拡散され、竹内氏が誹謗中傷に苦しみ自死に追い込まれるきっかけになったとされる。