全国の小学校から5000足を盗む…43歳「上履きコレクター」が絶対譲れなかった“こだわり”

公開日: 更新日:

 光沢容疑者は熊本市に何の縁もゆかりもなく、2泊3日の日程でわざわざ自宅のある千葉県から「遠征」し、市内のホテルに宿泊して犯行を重ねていた。

■使い古されたものばかり

「押収したパソコンの検索履歴を調べたら、事前にネットで盗みやすそうな学校を物色していました。HPにアップされた学級新聞に下駄箱の画像が掲載されていることもあった。ストリートビューで侵入経路などを確認してから、犯行に及んでいたようです。もっぱら『小学校専門』のようで、1年生から6年生まで被害に遭っていた。ほぼ新品の上履きだったり、状態のきれいなものは見向きもされず、下駄箱に置いたままだった。盗まれたのは女子のものばかりではなく、男子のものも半分くらいあった」(前出の捜査事情通)

 光沢容疑者は2019年にも鹿児島、山口、静岡県の小学校3校に侵入し、千葉県警に逮捕され、服役を終えていた。これまで全国各地で同様の犯行を繰り返し、今回が5度目の逮捕。本人は「自宅に4000~5000足の上履きを置いているが、中古品をネットで買った」とあくまで容疑を否認している。

「上履き愛好家」は整然と並べられたコレクションを日々眺めながら、どんな感情を抱いていたのだろうか。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ