欧州格下に連敗、協会内にくすぶる不満…ザッケローニ解任まで「M1」
欧州遠征中の日本代表は15日、セルビア戦(11日、0―2)に続いてベラルーシと対戦した。2カ国とも欧州内では「二流以下」。日本代表がW杯本大会で決勝トーナメントに進出するには“勝ち点3を獲得”しないといけないレベルの相手である。
しかし、まるでセルビア戦のリプレーを見るようだった。ボールを回す。相手陣地に侵入する。しかし、決定機を逃し続け、そうこうしているうちにガツンとやられるパターンである。
0―1で迎えた後半6分、珍しくザッケローニ監督が積極的に動いた。
1トップのFW柿谷を下げ、DF森重を投入して陣形を3(DF)―4(MF)―3(FW)に変更。3バックにして中盤を厚くし、前線の中央にMF本田を、左右にFW香川とFW岡崎を配する攻撃的布陣を敷いた。
しかし、公式戦で9試合目となる3バックに選手は混乱し、押し込まれて泡を食う始末。残り5分で長身FWのハーフナー・マイクを投入して馴染みの4バックに戻したものの、ゴールの予感さえも漂ってこなかった。