欧州格下に連敗、協会内にくすぶる不満…ザッケローニ解任まで「M1」

公開日: 更新日:

 欧州遠征中の日本代表は15日、セルビア戦(11日、0―2)に続いてベラルーシと対戦した。2カ国とも欧州内では「二流以下」。日本代表がW杯本大会で決勝トーナメントに進出するには“勝ち点3を獲得”しないといけないレベルの相手である。

 しかし、まるでセルビア戦のリプレーを見るようだった。ボールを回す。相手陣地に侵入する。しかし、決定機を逃し続け、そうこうしているうちにガツンとやられるパターンである。

 0―1で迎えた後半6分、珍しくザッケローニ監督が積極的に動いた。

 1トップのFW柿谷を下げ、DF森重を投入して陣形を3(DF)―4(MF)―3(FW)に変更。3バックにして中盤を厚くし、前線の中央にMF本田を、左右にFW香川とFW岡崎を配する攻撃的布陣を敷いた。

 しかし、公式戦で9試合目となる3バックに選手は混乱し、押し込まれて泡を食う始末。残り5分で長身FWのハーフナー・マイクを投入して馴染みの4バックに戻したものの、ゴールの予感さえも漂ってこなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…