韓国最多勝の巨人・新助っ人セドン 米球界での「評判」は?

公開日: 更新日:

韓国で実績があるとはいえ、日本ではやはり……」
 米メジャースカウトからこんな声が漏れているのが、20日に巨人と年俸8000万円で契約したクリス・セドン(30)のことだ。

 今季、韓国のSKで先発として30試合に登板し14勝6敗、防御率2.98で最多勝を獲得。193センチの長身から投げ下ろす140キロ台後半の直球とスライダー、チェンジアップ、シンカーはキレがあるといわれ、早くも巨人はローテーションの一角を担う左腕投手として期待しているという。

 しかし、メジャー関係者の評価は厳しい。あるスカウトは「韓国は直球狙いの打者が多く、どちらかといえば変化球が苦手。今季のセドンは多彩な変化球を駆使したので好成績を残せた。でも、選球眼がよく打席で粘り強い選手が多い日本ではそうはいかない。制球が甘いんですよ。韓国の実績だけで過大な期待をするのは危険です」と話す。

 セドンは計38試合(2勝3敗、防御率5.47)のメジャー経験があるが、ESPN(米スポーツ専門チャンネル)は「メジャーレベルでは三振が取れない。制球、パワーを含めどのレベルでも突出する力がない」と酷評している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭