飼い殺し…マンU香川 “戦力外”でも放出されない理由

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 絶体絶命のピンチである。同じトップ下、左サイドMFを主戦場とするMFマタが加入し、マンチェスター・ユナイテッドMF香川真司(25)は、居場所を失った。

 29日のカーディフ戦に先発した移籍金62億円男のマタは、合流したばかりなのに軽快な動きで攻撃を差配。ベンチに下がる際には、盛大なスタンディングオベーションが送られた。交代選手は香川とプレースタイルが似ている技巧派MFヤヌザイ。最後まで香川にはお呼びがかからなかった。

「マンUの攻撃系ポジションは4つ。エースFWファンペルシー、FWルーニー、マタがレギュラー当確。残る1つをFWウェルベック、ヤヌザイ、MFヤングが争っている。香川は攻撃系選手の7番手扱い。ほとんど戦力外といってもいい」(マスコミ関係者)

 こうなるとイングランド国内でも「マタ加入でカガワは敗者」「古巣ドルトムントに復帰」「ナガトモのいるインテル入り」「トルコのガラタサライが有力」といった報道が相次ぎ、1月移籍期間中(31日まで)に放出確定ムードなのだ。


 もっとも、某代理店関係者に言わせると「どんなに試合に出られなくても香川の地位は安泰」となる。

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