貫禄のコストナー 表現力アップの秘訣は「マイペース調整」

公開日: 更新日:

 世界ランク1位、ベテランのカロリーナ・コストナー(27=イタリア)が、自身最後となる五輪で最高の演技を見せた。

 ここに来て調子を上げてきた12年世界選手権覇者は、その長い手足を生かし、大人の女性らしい表現力で観客を魅了。SP自己ベストは、先日の団体4位で出した70.84点。それを更新する74.12点を叩き出し、トップのキム・ヨナとはわずか0.8点差の3位につけた。

 169センチと長身だが、細やかなステップには定評があり、高さのあるダイナミックなジャンプが持ち味。課題は、ジャンプで安定感を欠くことだった。

「五輪は3度目で、これが最後。人気振付師のローリー・ニコルと組んで、メダル取りに燃えている。ただ、これで試合には出ないとか、引退するというわけではないようです。しばらくゆっくり休養してから、滑りたくなったら滑るという、ニュートラルな状態です。友達も多く、スケートにドップリというタイプではないことが、豊かな表現力につながっているのでしょう」(フィギュア関係者)

 五輪での有終の美を目指す。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  3. 3

    大谷も仰天!佐々木朗希が電撃結婚!目撃されたモデル風美女に《マジか》《ビックリ》

  4. 4

    井上中日が「脱立浪」で目指す強打変貌大作戦…早くもチームに変化、選手もノビノビ

  5. 5

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  2. 7

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  3. 8

    “透け写真集”バカ売れ後藤真希のマイルドヤンキーぶり…娘・希空デビューの辻希美とともに強い地元愛

  4. 9

    爆笑問題・太田光のフジテレビ番組「休止の真相」判明 堀江貴文氏“フジ報復説”の読みハズれる

  5. 10

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ