団体SP出場は裏目…浅田真央にメンタルとアウェーの壁
ソチ五輪から採用されたフィギュアスケート団体で5位に終わった日本チーム。気になるのは浅田真央(23)の状態だ。団体ショートプログラム(SP)では、最初のジャンプで跳んだトリプルアクセルの着氷に失敗。尻もちをつき今季自己ワーストの64.07点で3位に終わった。
「(チームのみんなには)ごめんなさいという感じ。思っていた以上に緊張した。自分の気持ちをコントロールできなかった」と話した浅田について、一部の韓国メディアからは、「浅田は実戦の場に立つと大きく緊張する弱点がある。自身の無念の感情をそのまま吐露する」「国際大会の経験は豊富だが、依然としてメンタルには臆病さが見られた」なんて指摘もあった。
■実戦に緊張する弱点
浅田は「あれだけ練習してきてこの演技。(不安が)出てきた」と弱気な言葉も漏らしたが、現地19日に始まる女子シングルでは、ライバルのキム・ヨナ(23・韓国)のほかにも、団体SPで浅田の得点を上回ったリプニツカヤ(15・ロシア)やコストナー(27・イタリア)ら強敵がズラリ。