長谷部が右ヒザ再手術…山口蛍が代表正ボランチでW杯へ
3月5日のニュージーランド戦(国立競技場)の日本代表メンバーが27日に発表され、MF長谷部誠(30)とDF内田篤人(25)のドイツ故障組は、招集外となった。
古傷の右太もも肉離れを再発させた内田は、3月中の復帰を目指して現在リハビリ中だが、深刻なのが長谷部である。
1月14日の練習試合で右ヒザ半月板を痛め、全治4~6週間。17日に日本で手術を受け、2月中旬にドイツに戻って練習に参加していた。ところが25日、右ヒザを再び痛めてしまい、精密検査受診のために27日、緊急帰国の大アクシデントだ。そして28日、所属するニュルンベルクから、長谷部の再手術が発表された。
「悪い予感が的中してしまいました。手術後もなかなか痛みが引かず、長谷部本人も疑心暗鬼のままドイツに戻って練習していたからです。このまま復帰がズレ込むと6月12日開幕のブラジルW杯出場は難しい状況です」(サッカージャーナリスト)
■柿谷とのコンビネーションも抜群
もっとも長谷部は、今回の右ヒザの故障がなくても、代表でのポジションが「危うくなっていた」というのは、専門誌記者だ。