リオ五輪惨敗危機 JOCの遅すぎる始動に競技関係者呆れ顔

公開日: 更新日:

■ライバル国は準備着々

 JOCは8月に各NFの代表者とともに現地を視察する予定。「8月に行く際には最終確認のつもりで事前に情報収集に努めて欲しい」と各NFに訴えたものの、出席者の間からは「8月ではいくら何でも遅すぎる。JOCの対応は鈍すぎる」と批判の声は少なくなかった。

 日本のお家芸である競泳関係者はすでに自前で合宿地などの選定に入っていることを明かし、「リオやその周辺では施設が少ない。その上、米国や英国、豪州、オランダなどは早くから設備の整ったプールを押さえている。(JOCの)対応が遅いから……」と呆れ顔だ。

 バレーボール関係者も「各国の五輪委員会はロンドンが終わった時点で4年後に向けて合宿地を押さえるなどしているのに、JOCは始動が遅すぎる」とバッサリだ。JOCの高田裕司・リオデジャネイロ五輪対策プロジェクト委員長は金メダル目標について「ロンドン(7個)の倍にしたい。日本選手にはそれだけの力がある。アドバルーンをあげないといけない」と話したが、掛け声倒れに終わりかねない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭