平昌五輪を目指すなら…浅田真央に求められる「コーチ交代」

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 ソチ五輪でメダルなしに終わった女子フィギュアの浅田真央(23)。06年から1年半だけ真央を指導していたラファエル・アルトゥニアン氏(56)は、「一緒に18年の平昌五輪を目指せば金メダルを取らせる自信がある」と女性雑誌に語っている。かつての先生に戻るかどうかはともかく、次の五輪を目指すならコーチは代えるべきだ。そう思っているコーチはたくさんいるのではないか。

 真央はソチの個人戦ショートプログラム(SP)のトリプルアクセル(3A)で転倒。今季自己最低得点で金メダルの夢は消えた。フリーでは完璧な演技を見せたものの、10日ほど前に行われた団体戦の時からメダルが狙える状態ではなかった。

 真央は団体戦(SP)でも3Aに失敗すると「自分が予想していた以上に緊張した。リンクに乗ったとたんに気持ちをコントロールできなくなった」と漏らした。完全に五輪の雰囲気にのまれていたのだ。

 今季は五輪前の試合で3Aを成功させたことは一度もない。団体のミスで不安は増幅。気持ちの切り替えができぬまま個人戦SPに臨んで大失態。演技後は、「自分でも終わってみてまだ何も分からない」と放心状態だった。

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