実力、人気とも福原愛超え 石川佳純が中国でモテモテ

公開日: 更新日:

 日本女子(B組)は、1日のオーストラリア戦にエースの石川佳純(21)を温存しながら完勝。1次リーグを5戦全勝で準々決勝へ駒を進めた。最大の敵である中国(A組1位)とは頂上決戦まで顔を合わせないが、その中国では日本との金メダル争いを望む声が多いそうだ。

 ファンのお目当ては、やはり石川だ。中国では、国内スーパーリーグに参戦し、中国語もペラペラの福原愛(25)の人気が高い。それがロンドン五輪シングルス準決勝と団体決勝で中国選手に敗れた石川のプレーを見て、男性ファンが急増したのだ。

 昨年3月、中国・広州で行われた団体戦のワールドチームクラシックで石川が流暢(りゅうちょう)な中国語でインタビューに答えたことも話題になり、さらにファンが増えたという。現地記者が、人気の理由をこう説明する。

「中国に来るアスリートは、謝謝(ありがとう)、不客気(どういたしまして)という簡単な挨拶ぐらいしか中国語が話せない。福原愛は中国のリーグに所属していたし、小学生の頃から中国語を勉強していたそうだから納得だが、石川は中国に長期滞在したわけでもないのに発音がいいから不思議です。男性ファンが多い点については、彼女は色白で華奢(きゃしゃ)な体(157センチ、49キロ)でしょ。昨年の広州大会のインタビューで見せたはにかんだ笑顔や男性に従ってくれそうな外見は中国男性の心をくすぐるのです。中国は競争社会で気の強い女性が多い。こうと思ったらとことん自己主張する。卓球選手も例外ではなく、体も大きいですから(笑い)」

 中国男性にも、草食系が増えたということか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  3. 3

    「おむすび」は朝ドラ歴代ワースト視聴率濃厚…NHKは橋本環奈で何を見誤ったのか?

  4. 4

    “レジェンドアナ”近藤サトが明かしたフジテレビアナウンス室の実態

  5. 5

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  1. 6

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  2. 7

    テレ朝の名物社員「ナスD」パワハラ&経費不適切使用→懲戒処分が示したテレビのヤバイ昭和体質

  3. 8

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 9

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  5. 10

    兵庫県パワハラ知事は第三者委の「違法」指摘にも居直り反省ゼロ…維新・吉村代表に問われる「製造責任」