アギーレ新体制スタート 本田と香川も“お払い箱”の可能性
もっとも、ボランチには「ボール奪取能力の高い選手を高評価するアギーレは、W杯メンバー外だったドイツ1部ベルリン所属のMF細貝萌(28)と、C大阪の山口蛍(23)を重用するのでは」(中山氏)。これまで日本代表の王様然としてきた本田が、居場所を失う可能性もあるのだ。
「ザッケローニ前監督はFWに俊敏性やドリブル突破力などを求めましたが、現実路線のアギーレは相手ゴール前でターゲットになれる長身選手を起用することに一切のためらいはない。ザッケローニ構想からは外れましたが、今季スペイン1部に昇格したコルドバに引き抜かれた、身長194センチのFWハーフナー・マイク(27)の抜擢も予想されます」(中山氏)
アギーレの両親はスペイン・バスク地方出身者でアギーレ自身、生活の基盤はスペインにある。そのスペインでハーフナーがブレークしたら――。新エースFW誕生もある。