マンU香川 日本企業に守られて3季目も“飼い殺し”必至
日本代表FW香川真司(25)が所属先のマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に合流するために17日、日本を離れた。羽田空港で報道陣に囲まれた香川。1次リーグ敗退に終わったブラジルW杯について聞かれると、「人生で一番悔しかった」と渋面を浮かべ、W杯でオランダを3位に導いた名将ファンハール新監督の下で迎える新シーズンに向け、「結果をつかみ取るのは自分次第。強い意欲がある」と意気込んだ。
香川たちマンU選手は18日、米国に移動して24日から北米各地で開催される国際親善大会ギネス杯(~8月4日)に参加する。大会にはMF本田圭佑(28)が所属するミラン、DF長友佑都(27)がプレーするインテル以外にレアル・マドリードなど欧州の強豪8クラブが参加。「当落線上の選手がシビアに査定される」(マスコミ関係者)ともっぱらである。
「昨シーズン7位に低迷してELの出場権さえも失ったマンUは、ファンハールの意向に沿った大掛かりな戦力補強を考えており、ギネス杯で立場の微妙な選手の見極めが行われる。香川、DFスモーリング、MFのクレバリー、フレッチャー、FWのヤング、エルナンデスの当落線上の6人が厳しく査定され、ダメ選手の烙印を押されると大会後、放出リストに載せられる」(前出関係者)