韓国選手に賞金さらわれ…そして誰も見なくなるゴルフ中継

公開日: 更新日:

 先週の国内ゴルフツアーは男女とも韓国選手が優勝した。

 男子のトーシン・トーナメントは金髪でサングラスをかけてプレーしたI・H・ホ(27)が最多アンダーパーの日本ツアー新記録となる通算28アンダーで初優勝。

 女子のスタンレーレディスはアン・ソンジュ(27)が逆転で今季4勝目。獲得賞金は1億2000万円を突破してランク首位に躍り出た。

 そして男女とも2位も韓国選手と、日本選手は優勝争いにまったく関係なかった。

 国内で試合を開催して、韓国選手にまるきり歯が立たず高額賞金をいとも簡単にさらわれた格好だ。

 ゴルフファンで作家の神崎京介氏がこう言う。

「私は韓国選手の活躍を好んで見ることはないので、最終日のテレビ中継は男女とも見る気がしなかった。今のような状況では、日本のゴルフの発展には結びつかないと思う。男子は、今後もスポンサーが降りてしまう大会が出てくるだろう。日本人はメンタルや技術で、韓国選手に大差をつけられているのは確かだけど、戦っている気迫が全く伝わってこない。ゴルフ番組を見ていると、日本の選手同士がなれ合っている感じがして、真剣勝負なんかできないだろうと感じる。そう思うと、ゴルフ中継はつまらないから、ますます見なくなる」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…