ソフトB工藤新監督決定的 “釣り三昧”城島の復帰が至上命題
■ファンは「戻ってきてくれ!」と切望の声
ソフトバンクにとって、城島は監督候補として最後の切り札。09年にはこんなことがあった。当時を知る球団職員が言う。
「当時マリナーズにいた城島はWBC代表合宿前の2日間だけ、ウチのキャンプに参加したことがあった。事前に報道されていただけに、一目城島を見ようとファンがキャンプ地に殺到。平日にもかかわらず、連日3万人超えです。警備員とファンが揉めるなど、一時は大混乱になりましたよ」
昨季の斉藤和巳(現評論家)の引退セレモニーでは、05年以来となるソフトバンクのユニホームを着て登場。斉藤のメモリアルピッチの女房役を務めると、ファンの間からも「戻ってきてくれ!」との声がやまなかったほどだ。
来季からはもちろん、何とか任期中に城島を復帰させることが工藤新監督の至上命令。果たして、「漁師」を陸に引きずりあげることが出来るか。
責任重大だ。