「今はファッションよりゴール」 伊紙が本田への“偏見”を解消
19日のセリエA第7節ベローナ戦で2得点を決める活躍を見せ、ミラニスタたちから絶賛を浴びたACミランの本田圭佑(28)。
イタリア3大スポーツ紙の選手評はすべて高得点、翌日も3紙が1面で紹介するなど評価もうなぎ上りだが、実は試合終了直後、3大スポーツ紙のひとつ「ガゼッタ・デロ・スポルト」の電子版が、<(本田にとって)今の流行はゴールだ>なる不思議な“本田評”を掲載していた。
記事は、本田が着用するサングラスや洋服などを引き合いに出し、現在の本田はファッションにこだわるよりも、ゴールをあげることに懸命だということ伝える、いかにもファッションの街ミラノらしい比喩を用いた内容。
ガゼッタは当初、<まるでアイドルのようだ>と本田についてミステリアスな印象を受けたものの、今季は得点を量産し、ベローナ戦も1試合2得点をあげるなど目覚ましい活躍を見せたことで、<チームを牽引する存在になった><マーケティング目的の移籍ではないことを証明している>などと評した。
そして<(誰の目にも)ファッションだけの男ではないことが分かるだろう>と、サッカー選手として存在感が増したことを認めている。