ゴジラ松井の例も…黒田に煮え切らないヤ軍GMの“二枚舌”

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「現役を続けるか、米国か、それとも日本でやるのか、彼の決断を待っている」

 ヤンキース・キャッシュマンGMが10日(日本時間11日)、FAになった黒田博樹(39)に関してこう話した。すでに黒田の代理人とは連絡を取っているそうで、黒田が自らの去就を決断した時点で、オファーするかどうかを判断するという。

 今季の黒田はサバシア(34)、田中将大(26)ら先発陣が相次いで離脱する中、ただひとりローテーションを守った。32試合に登板して11勝9敗、防御率3.71。5年連続2ケタ勝利もマークした。

 同GMは「今季は素晴らしかった。引退というなら驚きだ」と言ったものの、だからオファーするとは限らない。

■補強候補にはエース級がズラリ

 今季1試合あたりの投球回数は6.2回。好不調の波が激しく、早い回にKOされることも珍しくなかった。来年の2月で40歳と、年齢的に上がり目が期待しにくいベテランでもある。

 他球団にFA移籍した場合、見返りにドラフト上位指名権を得るクオリファイングオファーを提示しなかったのが、ヤンキースの黒田に対する何よりの評価。黒田に17億円の価値はないと判断したからだ。

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