オリが糸井に大盤振る舞い…その先にある「仰天シナリオ」
15日、オリックスの糸井嘉男(33)が契約更改。今季は首位打者を獲得するなど自己最高となる打率.331、19本塁打、81打点をマークし、1億円増となる3億5000万円プラス出来高の1年契約でサインした。
来季は森脇監督の指名でキャプテンに就任する糸井は、「トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を目指したい」と意欲を見せると、以前から熱望していたポスティングによるメジャー挑戦については、「今は考えていない」とアッサリ封印したものの、この大盤振る舞いは来オフに向けての布石という見方もある。
「糸井はすでに、来オフのポスティング容認について、確約をもらっているのかもしれない」とは、在阪のマスコミ関係者の話だ。
「16年オフに国内FA権を取得する糸井には、複数年契約の提示もあってしかるべき。それをあえて1年契約にしたのは、オリックスが来オフのメジャー挑戦を認める用意があるということだろう。オリックスでは、糸井以外にも金子、平野佳がメジャー志向を持っている。今オフに国内FA権を行使した金子は、オリックスに残留すれば来オフのポスティングを直訴するつもり。平野も国内FA権を行使せず3年総額9億円プラス出来高で残留したものの、来オフに取得する海外FA権を行使する場合は契約を破棄し、メジャー挑戦を認めるという条項があるともいわれている」