今季初優勝逃した松山英樹に「ゴルフ以外にも課題山積」の声

公開日: 更新日:

 続く15番の「OKバーディー」で、ウォーカーに1打差とするも、16番はラインの読み違いで3メートルを逃し、18番も2メートルのバーディーパットをカップ左に外した。

 前年のツアー優勝者だけが集う今大会は、大きなミスさえしなければボギーをたたかない、いわゆるバーディー合戦で盛り上がる。松山は3日目まで、フェアウエーキープ率68.9%、パーオン率は87%、平均パット数28.33をマーク。順調にスコアを伸ばしていたが、最終日は「今の課題」と語っていたショートゲームでつまずいた。

 また、最終18番では救済処置に手間取った。

 松山のグリーンを狙った2打目は奥のギャラリースタンドの壁のそばまで飛んで、スイングができない状況だった。ルール委員がすぐに来て救済方法を説明するも、英語がわからない松山はチンプンカンプンだった。

 身ぶり手ぶりでニアレストポイントを確認したが、3日間ともバーディーとし相性のいい18番でバーディーを奪えなかったのも、競技委員のルール処置の解釈に時間がかかり、リズムが微妙にズレたことも無関係ではないはず。ツアー2勝目に向けて課題山積といえる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動