今季初優勝逃した松山英樹に「ゴルフ以外にも課題山積」の声

公開日: 更新日:

■他のプロと信頼関係を築くべき

 松山のゴルフは確実に上達している。同時に、米ツアーで存在感が増す松山への周囲の目は、より厳しくなる。米ゴルフ事情に詳しいゴルフライターの吉川英三郎氏は、「松山もこれからはただ強ければいいでは済まされない」とこう続ける。

「まずは米ツアーの実力プロたちと積極的にコミュニケーションを図ることです。J・ウォーカーが“マツヤマは英語を話せない”と前日にコメントしたように、ワケのわからないやつと見られているわけです。いつまでたっても日本人だけで集まって行動していたり、勝てばいいんだろうという態度をとっていると、米ツアーのファンや関係者の印象は悪くなるばかりです。米ツアーメンバーの一員として何よりも信頼関係を築くことが重要です」

 1968年にPGAオブ・アメリカ(全米プロゴルフ協会)からツアー部門が独立して大きくなっていった経緯も理解しなければならない。

 もともとは全米各地で独自に行われていたゴルフ大会に米ツアーが協力する形で盛り上げて、その収益を地元に寄付したことがはじまり。つまり、ゴルフ大会はチャリティー活動がメーンだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭