すでに現場は不在覚悟 DeNAグリエルに「5月上旬来日」説
「グリエルはメジャーのスカウトが視察に来ていることを知り、去年の時点でメジャー挑戦に色気を持っていた。実際に、某東海岸の球団は、年俸10億円超の破格条件を用意していたといわれている。今年からアメリカとキューバの国交正常化交渉が始まり、順調にコトが進めば今オフにも合法的にメジャー移籍を果たすことができますから」
もっとも、グリエル来日後に中堅に回される可能性が高い二塁の石川は順調にキャンプメニューを消化しているし、中堅は若手の桑原、関根がポジション争いで火花を散らしている。進藤ヘッドコーチは、「グリエルありきというより、昨季は開幕から負け越したわけだし、今季は開幕からの1カ月で5割、貯金を目指す準備をすることが先決」と言っている。現場はすでにグリエル不在を覚悟しているのかもしれない。
チームの結束力を考えても、キューバの至宝の途中合流はむしろ、マイナス面が大きいようにも思えてくる。