元巨人ロペスDeNA入り プレー以上に“コスパ良し”の評価

公開日: 更新日:

「ウチの戦力を削いだ上に、DeNAのチーム全体にいい影響をもたらすと思う」

 こう話すのは、巨人のチーム関係者。29日、DeNAの入団会見に臨んだロペス(31)に対して、警戒心をあらわにしている。

 巨人時代の2年間で打率.275、40本塁打、112打点を挙げ、5番打者として期待されるロペスは、「優勝を狙えるチームであり、同じベネズエラ出身のモスコーソ、バルディリスとプレーできるのは本当に楽しみ」と意気込んだ。一塁では13年にゴールデングラブ賞を獲得するなど守備力も期待される元巨人の新助っ人に、前出の関係者は「彼は人間性もバツグンにいい」とこう続けた。

「昨夏、阿部が打撃不振で一塁に緊急配転されたときには、ロペスが阿部に手取り足取りでアドバイスをしていた。阿部は『出場機会を奪って申し訳ない』と頭を下げていたが、出稼ぎに来た助っ人がポジションの重なる相手にアドバイスなんて誰もができることじゃない。しかも、出場機会を得るために、やったことのないレフトの守備練習まで始めたほど。メジャー実績があり、プライドもあるはずだけど、あくまでチームのことを優先する姿勢に、選手、関係者も一目置いていたものです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…