ハリル氏新監督内定 早くも気になる代表チーム「組閣人事」
アルジェリア代表を率いてブラジルW杯16強のバヒド・ハリルホジッチ氏(62=ボスニア・ヘルツェゴビナ)の日本代表監督就任が秒読み段階となった。
母国(ボスニア・ヘルツェゴビナ)の3日付ドネブニ・アバズ紙に、日本からの招聘について初めて口を開き「ノーコメント。3月中旬までに全てが分かる」と語ったものの、すでに日本サッカー協会の霜田強化担当技術委員長が渡欧し、細かい条件について詰めているという。大仁会長も「大丈夫と思う」とハリルホジッチ氏招聘に自信を示している。
すでに注目は、「どんな組閣人事を行うか」に集まっている。
これまでの外国人監督は、たとえばジーコ監督は実兄エドゥー氏を筆頭に脇を母国ブラジル人で固め、サッカー協会幹部が「日本人指導者もコーチに加えて欲しい」と要求しても受け入れなかった。
アギーレ前監督は付き合いの長いスペイン人のコーチ、GKコーチ、イングランド人コーチを引き連れてやってきた。さらに「3人いる息子で無職の次男坊をコーチに入れて欲しい」とサッカー協会に要求するスッタモンダがあった。ザッケローニ元監督の場合、完全に「ザック一家」だった。