ハリル氏新監督内定 早くも気になる代表チーム「組閣人事」
ヘッドコーチ、GKコーチ、フィジカルコーチは、ザックがセリエAの監督時代からの腹心イタリア人。もうひとり、テクニカルコーチという肩書のイタリア人スタッフもいたが、最後まで何の仕事をしていたのか、分からないままだった。
「Jリーグから若手発掘が役目という触れ込みだったが、単なるザックの話し相手ともっぱらだった」(サッカー記者)
まだまだ世界の二流サッカー国・日本では、外国人監督には“ムリを言って来ていただいた”というスタンス。スタッフの人選、年俸などは代表監督の意のまま。人件費も高くついてサッカー協会の負担も大きかった。
そこで新監督内定のハリルホジッチ氏である。彼も一族郎党を引き連れて来日するのか?
■公私混同を嫌った同胞・オシム
「ハリルホジッチ氏が仏1部レンヌや、アルジェリア代表を率いていた時の仏人フィジカルコーチのモアンヌ氏は、欧州ではハリルホジッチ氏と一心同体といわれており、彼の入閣は間違いない。しかし、モアンヌ氏以外のヘッドコーチやGKコーチは、日本人指導者でOKと言ってくる可能性が高い。それはハリルホジッチ氏の師匠オシム氏の意向でもあるのです」(前出の記者)