手術決断先送りのダルに「日本の医師にも診断仰ぐべき」の声
踏ん切りをつけるには、まだしばらく時間が必要なようだ。
右肘の内側側副靱帯の部分断裂が見つかったレンジャーズ・ダルビッシュ有(28)のことだ。
ジョン・ダニエルズGMは11日(日本時間12日)、前日、ニューヨークでメッツのチームドクターであるデービッド・アルチェック医師にセカンドオピニオンを求めた結果、メスを入れることを勧められたことを明かし、「全ては(トミー・ジョン=腱の修復)手術を受ける方向で進んでいる」と話した。
ダルはこの日、全体練習に姿を見せ、左投げでキャッチボールを行うなど軽めの調整を行った。手術には難色を示しているようで、最終的な決断を保留。今後はレッドソックス・田沢、レンジャーズ・藤川の執刀医で「肘の権威」とされるジェームズ・アンドリューズ医師に「サードオピニオン」を求め、13日(同14日)にも最終的に決断する見込みだ。ダニエルズGMは週明けにも手術を受けさせる方針を示していることから、ダルが肘にメスを入れるのは時間の問題となってきた。
「トミー・ジョン手術」は復帰までに1年から1年5カ月を要するため、靱帯の修復手術を受ければ今季絶望となる。