ハリル氏はまるでトルシエ&オシム 自信家で頑固どう影響?

公開日: 更新日:

 オシムともイメージが重なる。オシムは就任会見で「日本らしいサッカーをやる」と話したが、ハリルホジッチもこの日「バルセロナやブラジルのサッカーではなく、日本らしい戦いをやっていきたい」とコメント。互いのサッカー哲学の共通性が垣間見えた。

「さらにハリルホジッチとオシムには共通項がある。とにかく頑固一徹なところだ。オシムは代表監督在任中、何度も日本サッカー協会の頭を悩ませた。スポンサー関連の行事が大嫌いだったオシムは、たとえばメーンスポンサーのキリンが『大会前に記者会見を2回やりたい』とサッカー協会を通して要望しても『大会前の代表選手発表の記者会見は1回で十分』と一貫して拒否の姿勢を貫いた。ハリルホジッチはフランス1部のパリSG監督時代、主審に執拗な抗議を続けて2カ月の出場停止処分を食らったことがある。気に入らないことがあると徹底抗戦。これもオシムと似ているところです」(前出記者)

 自信過剰で頑固一徹。トルシエとオシムに似た欠点ばかりが前面に出るようなら、先行きは甚だ不安だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動