ゲッソリ宇佐美をファン心配 ハリル監督には非難の声が噴出
選手たちに<体脂肪率12%以下>を求めたバヒド・ハリルホジッチ代表監督(63)の前代未聞の方針に対し、FW宇佐美貴史(23)所属のガンバ大阪が日本サッカー協会に苦情を訴えた一件が、さらなる波紋を広げている。サッカーファン掲示板などで、ハリル監督のエキセントリックなやり方を非難する声が噴出しているのだ。
体脂肪率14.1%とされる宇佐美は4月、ハリル監督から名指しで“ダメ出し”されて体質改善に血眼に。その甲斐あって、5月の代表合宿では12%を下回った。ところが、そんな矢先の5月16日、川崎フロンターレ戦の後半27分に、全身けいれんを起こして途中交代。その後の韓国遠征前に報じられた写真はゲッソリとほおがこけ、心なしか目には精気もない。18日にはブログで、チームの同僚との合同誕生会でケーキを口にしなかったことを明かし、「太るからね」と自虐的につづっていた。
国内リーグとACL制覇を狙うガンバ大阪にとって、現在リーグ10得点で得点ランキング単独首位の宇佐美は貴重な選手だ。体脂肪を理由に代表監督に壊されてはたまらないと、クラブやファンが怒りたくなるのも無理もない。