1G1Aのミラン本田 “鬼の居ぬ間”に定位置トップ下奪取へ

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 セリエA・ミラン所属の日本代表FW本田圭佑(29)が、久しぶりに地元紙の1面を飾った。

 セリエB・ペルージャとのイタリア杯3回戦(現地17日)にトップ下として先発。チームにとって今季初となる公式戦で1ゴール・1アシストの活躍を見せ、プレシーズンマッチでは「インパクト不足」「司令塔失格」「戦力外」と酷評していた地元紙も手のひら返し。チーム最高点「7.5」を付け、「新生ミラン ホンダで行く」の見出しを掲げて持ち上げた。

「本田にとって格下の2部相手とはいえ、リーグ開幕直前の公式戦で結果を残したことで、チーム内の序列は大きく上向いた」と言うのは、サッカージャーナリストだ。

「新監督ミハイロビッチはトップ下を置く戦術を好むため、トップ下が希望なのに3トップの右で起用され続け、スピード不足を露呈していた本田にはプラスです。レギュラー争いのライバルであるイタリア代表の技巧派MFボナベントゥーラも、昨季ジェノアの司令塔としてブレークし、ミランが引き抜いたイタリア代表MFベルトラッチもコンディション調整不足に悩まされ、現時点での今季リーグ初戦(フィオレンティーナ戦。日本時間24日午前3時45分開始)の先発司令塔は、本田で間違いないだろうといわれています」

 もっとも、イタリア代表コンビは体調さえ整えば技術、得点力、戦術眼は本田よりも上。リーグ序盤、ゴールとアシストを決めてチームを勝利に導かないと、瞬く間にベンチ要員の危機に陥るのは言うまでもない。

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