ブラッター辞任引き合いに協会チクリ 本田が冗舌だったワケ

公開日: 更新日:

 セリエA・ミランのFW本田圭佑(28)、ブンデスリーガ・ドルトムントのFW香川真司(26)の日本代表二枚看板が5日、千葉県内で行われている代表合宿に加わった。

 国内組は週末のJリーグ終了後、8日に代表チームに合流する。1日に始まった合宿には欧州組だけが参加。初日から8人の欧州組がハリルホジッチ監督、スタッフと汗を流しているが、どうして本田と香川は5日にズレ込んだのか?

「本田は2日、CM契約を結んでいるベネッセがベトナム・ホーチミン市で開催したサッカー教室に参加。香川は国内でスポンサー関連の行事があった。練習への遅刻などには、非常に厳格なハリルホジッチ監督だが、今回の2人の合宿参加遅れは、不問に付されたようです」(サッカー記者)

 この日の本田と香川は別メニュー。サーキット走、ダッシュ、ジョギング、ステップ走などランニング主体のメニューを消化した。練習後のメディア対応の時に“ちょっとした事件”が起きた。

 FIFAの贈収賄スキャンダルについて聞かれた本田、「ここで辞めるという男気は、日本の管理職の人も見習うべきじゃないですか」と電撃的に辞任を表明したブラッター会長の引き際に理解を示しながら、日本サッカー協会幹部に対してチクリとモノ申したのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…