ミラン本田「復調」とメディア賞賛も ファンの評価は真っ二つ
時すでに遅しだが、ACミランの本田圭佑(28)が現地イタリアでようやくシーズン序盤の評価を取り戻しつつあるようだ。現地Webメディア「calciomercato.com」が5月18日(現地時間)に本田を特集、<シーズン序盤のレベルに戻りつつある>などと復調を伝えているからだ。
5月17日のセリエA第36節サッスオーロ戦で3トップの右サイドで先発した本田は、後半33分に途中交代。チームは敵地で2対3と敗北しリーグ12敗目を喫したものの、特集記事では<チーム全体にポジティブな兆候が見える>と語り、牽引するプレーヤーとして本田の名を挙げている。
その他にも<ローマ戦で2アシストを記録。サッスオーロ戦でも良い選手の一人だった><右から多くのチャンスを演出した>とミランの10番を高く評価。リーグ戦はまだ2節を残すものの、本田の今シーズンを総括。<アジア杯から帰ってきた本田は疲れており、コンディションを整える必要があった>と、長かった不調を糾弾することはなかった。
同サイトの“本田特集”に対し、現地ファンも好意的に反応した。<Forza 10!!!!!!>(がんばれ10番)といった応援は多数。本田の最近の勢いを津波の猛威に例え<Tsunami!>と賞賛する声や、<メネズがいないときのほうがチームは良いプレイをする>と、チーム得点王ジェレミ・メネズ(30)の抜きのフォーメーションを推す意見まで飛び出ている。