U18W杯 オコエが見せた陰のスーパープレーの裏に驚異的視力
日本のリードオフマンが躍動した。
28日のブラジル戦で2安打1打点、1盗塁と活躍したオコエ(関東第一)が、守備でも動物的な反応を見せた。
4-0で迎えた二回2死二、三塁。ビスポのスライス気味の打球をいったん見失うも、体勢を整えてキャッチ。ピンチを救った。
試合が行われた舞洲ベースボールスタジアムには照明が6基あるが、プロが使用する球場のように十分な明るさがあるわけではない。試合序盤は選手たちも目が慣れるのに苦心していた様子だった。
オコエは試合後、「球場は暗かった? そうですね。監督からこの球場は照明が暗いと言われていたんですけど、もっとしっかりやらないといけないですね」と反省したが、視力「4.0」でセンターの位置から捕手のサインが見える目の持ち主だからこそのプレーだった。