今季4度目の棄権 尾崎将司の雄姿は「初日」しか見られない
【フジサンケイクラシック】
もう、めったにお目にかかれない“レアもの”になりつつある。ツアー94勝のジャンボこと、尾崎将司(68)だ。
本大会は2年連続優勝2度を含む過去6勝と圧倒的な強さを誇っていたが、舞台を川奈から富士桜に移してからは未勝利。
永久シード権を持ち、いまだにレギュラー大会にこだわっているが寄る年波には勝てず、おまけに腰に爆弾を抱えている。アップダウンのきついコースでは負担が大きく初日に81をたたいて117位。2日目はハーフ終了後にお決まりの腰痛を理由に棄権した。
今季は7試合に出場して決勝進出はゼロ。棄権は4度目になる。もちろん獲得賞金もナシと、日本ツアーに君臨した最強プロだっただけにその凋落ぶりは哀れだ。
「55歳241日の最年長優勝記録を持つ再来週のANAオープンには毎年欠かさずに出場していますが、昨年大会も2日目に棄権しています。4日間どころか、予選2日間もまともにプレーできないほど体はボロボロのようです」(ツアー記者)
北の輪厚でジャンボを見たけりゃ、初日しかダメだ。