「ポイント」に不満拡大…松山が年間王者ならブーイング必至

公開日: 更新日:

【ツアー選手権】

 大会2日目、1アンダー11位タイ発進の松山英樹(23)は3バーディー、5ボギーの72で回り、通算1オーバー12位タイに後退した。

 今大会はポイント上位選手だけが出場しており、優勝賞金(約1億7820万円)のほかに、年間王者タイトルのボーナス12億円が用意されている。

 出場した28選手全員に年間王者のチャンスがあるが、松山の場合は優勝が絶対条件のため厳しい。

 そして、いま米国内でフェデックスのポイントシステムに疑問の声が上がっている。

 米ゴルフ事情に詳しい吉川英三郎氏がこう解説する。

「全米プロに勝ってプレーオフ2勝と勢いのあるJ・デイや、メジャー2勝のJ・スピースが年間王者になるのなら、誰もが納得する。ランキング3位のR・ファウラーもプレーオフ2戦目に勝っているから十分に権利があるという見方です。その一方で、初日から首位をキープし、ポイントランク4位のH・ステンソンは今季未勝利。最終戦に勝っただけで、年間王者というのでは一発勝負のギャンブル的要素が大きく、おかしいという声が大きくなっているのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…