はや“救世主”の声 代表初選出FW南野に「過大評価」と異論

公開日: 更新日:

■親善試合でテストか

「指揮官自身、大げさに褒めていることを自覚しながらのコメントだと思います」と話すのはサッカージャーナリスト・六川亨氏。さらに続ける。

「左右両サイドの攻撃的選手には、南野と同じ右にミランの本田が、左にはヘルタの原口、G大阪の宇佐美と好タレントが揃っている。南野の立ち位置は“まだまだ先”の選手です。来夏のリオ五輪予選が来年1月に行われますが、22歳以下の五輪代表では、南野は貴重な得点源として期待されている。今回の日本代表初選出は、あくまで国際試合を通して経験値をアップさせるのが目的です。W杯予選のシリア戦には出番がなく、親善試合のイラン戦でテストされるでしょう」

 技術、アイデアはあってもフィジカル、スタミナ面では一線級選手と比べると大きく見劣りがする。守勢に回った際の守備力の弱さも気になるところ。まずは欧州5大リーグに引き抜かれ、そこで活躍してからキチンと評価すればいい――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…