著者のコラム一覧
田口光久サッカー解説者

1955年2月14日生まれ。秋田県出身。秋田商高から三菱(現浦和)入り。76年に日本代表入りを果たし、日本代表Aマッチ59試合に出場。B、Cマッチを含めると161試合で代表守護神として活躍した。現役を引退する84年まで代表主将を務め、引退後は秋田経法大付属高、青森山田高、遊学館高、国際学院高サッカー部監督を歴任した。

「早く所属先を決めるべき」 元代表主将が“浪人”川島に苦言

公開日: 更新日:

 正GKから一転、日本代表の戦力外になってしまうのか……。昨シーズン限りでリエージュ(ベルギー)を退団し、所属クラブなしのGK川島永嗣(32)のことだ。

 9月のW杯アジア2次予選2試合に川島は招集されず、浦和GK西川周作(29)が先発した。日本代表は10月8日にW杯予選シリア戦、13日に親善試合イラン戦を控えているが、川島の代表招集の可能性は非常に低い。

 川島は今、どのクラブにも帯同しないで自主トレで体を動かしているだけのようだ。こういう状況のGKを招集するのは体調面、試合勘の面でリスクが大き過ぎる。

 川島には「欧州5大リーグでプレーしたい」という思いが強いみたいだが、何よりも所属先を決めて試合をこなすことを優先すべきだろう。

 幸いにも欧州各国リーグの場合、所属なし選手は来年1月の「移籍市場解禁」を待たずにいつでも入団が可能だし、Jクラブへの復帰(ナビスコ杯の選手登録期限は10月2日)も、視野に入れた方がいいと思う。

■自ら「5部」相当のリーグに登録

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に