“スタメン固定”の梨田新監督を楽天選手が大歓迎のワケ
案外うまくいくかもしれない。
6日、楽天の次期監督が内定している梨田昌孝氏(62=写真)が都内の楽天本社を訪問。星野球団副会長を交えて三木谷オーナーと会談し、正式に監督就任が決定した。
「星野副会長から『おまえしかいない』と言われて、決断した」と、笑顔を見せた梨田“監督”。
日本ハム時代は決まった選手ばかりを重用。主力はともかく、全体的な戦力の底上げがおろそかになったため、指揮官としての手腕が疑問視されているが、むしろ今の楽天にとってはうってつけともいえる。
今季は三木谷オーナーの“指令”でさまざまな選手が出場。本来ならスタメンで固定すべき選手が、ベンチを温めたことも多かった。だから選手にとっては、スタメンを固定しがちな監督は大歓迎だろう。
もちろん、オーナーが現場介入を反省していれば、の話だが……。