松山初日敗れた「プレジデンツ杯」 韓国でアジア初開催の理由

公開日: 更新日:

 この大会は1994年から2年に1度開催されており、賞金のない“名誉をかけた戦い”だ。出場選手には、自分が選んだ団体への寄付金贈呈と全英オープン、WGC-BS招待、メモリアルトーナメント、クラウンプラザ招待の出場資格が与えられる。

「1927年、PGA・オブ・アメリカ(全米プロゴルフ協会)の主導によって、ゴルフ後発の米国が欧州に追いつけ、追い越せという目的ではじまったのがライダーカップです。今では全米中の注目を集めており、熱狂的なファンの応援はすさまじいものがあります。一方のプレジデンツ杯は、メジャーの開催権のない米PGAツアーがシーズンオフの視聴率を稼ぐためにスタートさせ、歴史も浅い。つまり、ライダーカップの二番煎じ。大会の盛り上がり方ではライダーカップにかないません」(前出・吉川氏)

 通算成績は米国の8勝1敗1分けと、世界選抜は負けてばかり。これでは韓国だろうが、日本だろうが、どこで開催しても盛り上がりは期待できないかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  2. 2

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  2. 7

    志村けんさん急死から4年で関係者が激白…結婚を考えた40歳以上年下“最後の女性”の存在

  3. 8

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  4. 9

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  5. 10

    フジテレビ「Live News イット!」が大苦戦中…上垣皓太朗アナが切り札となるか