国内4戦連続予選落ち 宮里藍の「復活」に一番必要なモノは?
【日本女子オープン】
2日目58位タイ発進から巻き返しを狙った宮里藍(30)。前半のインは3バーディー、2ボギーと1つ伸ばして折り返した。しかし3番パー4でダブルボギーを叩くと、7番ボギー、上がりの9番パー5では1メートル足らずのパーパットを決められず、アウトはバーディーなし。カットラインに1打届かず、通算8オーバー62位タイ。今季は日本ツアーに出場した4試合すべてで予選落ちとなった。
「後半最後の5ホールぐらいで(スロープレーの)計測が入って、『焦らずじっくり』が今日のテーマだったんですけど、それができなくて……」(宮里)
常に前向きなコメントを発する宮里が言い訳がましいことを口にするのは珍しいが、アマチュアが7人も決勝に進出しているだけにショックだったのだろう。
宮里が本大会で初優勝を飾った2005年、最終日は2万1018人ものギャラリーを集めた。それから10年たっただけで見る影もなく、当時とは全くの別人になってしまった。
かねて「メジャーで勝つまで結婚しない」と語っていたが、すでに30歳になり、このままでは一生結婚できないまま人生を終えてしまう。