“三度目の正直”で米ツアー参戦 岩田寛が取り組むべき課題

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コラム【菅野徳雄「日本のゴルフを斬る」】

 岩田寛が来季の米PGAツアー出場権を獲得した。下部ツアー・ウェブドットコムのファイナル4試合に出場して12位に入り、米PGAツアーカードを取得した。

 岩田が米ツアーのQスクールに初めて挑んだのは7年前のことだ。続いて12年にも挑戦し、このときは2次予選で敗退している。だから今度は三度目の正直ということになる。

 昨年秋、中国・上海で行われた世界ゴルフ選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」で岩田は1打差で3位になっている。それによって3度目の挑戦を決意したようだ。

 しかし、世界のゴルフ界は選手層が年々若返っている。そして信じられないようなパワー時代を迎えている。

 世界のメジャー優勝者の年齢は3年前は36.25歳だったのが昨年は29歳、そして今年は27.25歳となっている。ジョーダン・スピース22歳、ロリー・マキロイ26歳、ジェイソン・デイ27歳というように世界ランキングの上位は20代が占めている。

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