写真撮影や大声も ゴルフ「観客マナー欠如」に評論家が苦言

公開日: 更新日:

 また昼間からビールを飲んで酔っぱらい、人の迷惑などお構いなしで大声で会話。観戦ロープ内に平気な顔して立ち入ったり、ラウンド中に握手やサインを求めたり、選手の体に触ったり。子どもが叫びながら走っていても注意すらしない親もいる。会場内は写真撮影禁止だ。それでも自撮りや友達とならいいだろうとコースの外で記念撮影。揚げ句の果てが、選手の写真を撮ろうとして注意されると、「金を払って見に来ているのに、何で撮ったらダメなんだ」と逆ギレするやからもいるそうだ。

 評論家の宮崎紘一氏がこう言う。

「カメラ付きの携帯が普及して一気にギャラリーのマナーが悪くなりました。以前はカメラの持ち込み自体が禁止で、入り口でチェックしていました。だから迷惑行為といえば声を出すか、あるいはプレー中に動くぐらいだった。一番の問題は悪いことをしているという意識がないこと。マナーを知らないから、そうなるのでしょうが、なかなか指導しづらいのが現実です。また最近の女子プロはかわいい選手も多いですし、服装もオシャレで色っぽくなっているので、盗撮まがいの行為をする者もいます。それこそ、どさくさに紛れて体を触ったりすることも考えられます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動