写真撮影や大声も ゴルフ「観客マナー欠如」に評論家が苦言
また昼間からビールを飲んで酔っぱらい、人の迷惑などお構いなしで大声で会話。観戦ロープ内に平気な顔して立ち入ったり、ラウンド中に握手やサインを求めたり、選手の体に触ったり。子どもが叫びながら走っていても注意すらしない親もいる。会場内は写真撮影禁止だ。それでも自撮りや友達とならいいだろうとコースの外で記念撮影。揚げ句の果てが、選手の写真を撮ろうとして注意されると、「金を払って見に来ているのに、何で撮ったらダメなんだ」と逆ギレするやからもいるそうだ。
評論家の宮崎紘一氏がこう言う。
「カメラ付きの携帯が普及して一気にギャラリーのマナーが悪くなりました。以前はカメラの持ち込み自体が禁止で、入り口でチェックしていました。だから迷惑行為といえば声を出すか、あるいはプレー中に動くぐらいだった。一番の問題は悪いことをしているという意識がないこと。マナーを知らないから、そうなるのでしょうが、なかなか指導しづらいのが現実です。また最近の女子プロはかわいい選手も多いですし、服装もオシャレで色っぽくなっているので、盗撮まがいの行為をする者もいます。それこそ、どさくさに紛れて体を触ったりすることも考えられます」