格下相手に2回2失点 侍J大谷に米スカウト評価は「消化不良」

公開日: 更新日:

 突然、乱れた。

 5日、侍ジャパン大谷翔平日本ハム=写真)がプエルトリコとの強化試合に2番手で登板。2イニング目の五回、2死走者なしから下位打線に好機を広げられ、2本の適時打を許して2失点。不利なカウントから力んで痛打を浴びる「悪癖」が出たが、「プレミア12」の開幕戦となる8日・韓国戦の先発に向けて「しっかり試せてよかった」と、収穫を口にした。

 将来的なメジャー挑戦を目標にする大谷にとって「プレミア12」は格好のアピールの場だ。

 MLBが40人枠に入る選手の派遣を断ったことで、この日対戦したプエルトリコがそうだったように、大半は3A、2Aクラスのマイナーリーガーだ。

 あるメジャースカウトはこう言う。

「大谷は今年、高卒3年目の21歳シーズンを終えた。走者を出してからの投球に課題があるものの、メジャーに定着できる段階にはきている。『プレミア12』の大会レベルを考えれば、しっかりと抑えてもらいたいのが本音だよ」

 韓国は李大浩などの強打者が揃うが、ここで手をこまねいているわけにはいかない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走