抗議殺到、選手も不安…急浮上する侍J小久保監督の去就問題

公開日: 更新日:

 当夜の試合後には自ら「絶対に勝たないといけない試合で負けた。責任は全て自分にある」と、采配ミス、メンバーの人選ミスを認めた。前出のOBが言う。

「17年のWBC終了まで契約している小久保監督は指導者経験がゼロで、采配や選手起用にはファンのみならず一部の選手からも不安の声が出ている。そこで思い起こされるのが、08年北京五輪日本代表の星野監督だ。五輪でメダルなしの4位に惨敗したにもかかわらず、翌09年の第2回WBCでも指揮を執ろうと画策し、ファンのみならず代表選手も猛反発したことで断念。最終的に巨人の原監督(当時)が就任した。小久保監督は星野監督のような厚顔無恥ではないだろうが、今回も似たような展開になる可能性はある」

 この日、小久保監督はピックアップ練習に参加。大谷に声をかけるなどした。今日の3位決定戦に向け、「私も選手も昨日の敗戦はショック。あまり眠れなかったが、自分の中で消化していくしかない」と語ったが、次戦がラスト采配になるかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動