抗議殺到、選手も不安…急浮上する侍J小久保監督の去就問題
当夜の試合後には自ら「絶対に勝たないといけない試合で負けた。責任は全て自分にある」と、采配ミス、メンバーの人選ミスを認めた。前出のOBが言う。
「17年のWBC終了まで契約している小久保監督は指導者経験がゼロで、采配や選手起用にはファンのみならず一部の選手からも不安の声が出ている。そこで思い起こされるのが、08年北京五輪日本代表の星野監督だ。五輪でメダルなしの4位に惨敗したにもかかわらず、翌09年の第2回WBCでも指揮を執ろうと画策し、ファンのみならず代表選手も猛反発したことで断念。最終的に巨人の原監督(当時)が就任した。小久保監督は星野監督のような厚顔無恥ではないだろうが、今回も似たような展開になる可能性はある」
この日、小久保監督はピックアップ練習に参加。大谷に声をかけるなどした。今日の3位決定戦に向け、「私も選手も昨日の敗戦はショック。あまり眠れなかったが、自分の中で消化していくしかない」と語ったが、次戦がラスト采配になるかもしれない。