大男のおっぴろげなど、一体誰が喜ぶのか――そんな苦情の一つも言いたくなる。
大相撲初場所5日目、嘉風が「足取り」で大関豪栄道を撃破した。比較的珍しい決まり手である足取りは、レスリングのタックルのように正面から相手の足を抱えるのが基本。このように真横から足を取ることはめったにない。大関の首投げが“空振り”し、こんな恥ずかしい体勢になってしまったのだ。
それにしても、ほぼ180度の開脚ができるのは四股で鍛えている力士だからこそ。これが美女だったら……と妄想したいところだが、それはもう相撲じゃないか。