全日本3連覇の石川佳純も認めた“天才中3”平野美宇の実力

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 JOCは国から補助を受けているし、今年度の文科省のスポーツ関連予算は34億円増の324億円。20年東京五輪へ向けての競技力向上の予算は前年度74億円から87億円にアップ。競技団体が合宿などに使える基盤的選手強化費は70億円というから、アカデミー所属の選手たちはこれまで以上に結果が求められることになる。

 すでに卓球女子は、平野と伊藤の中学生コンビが、一昨年のワールドツアー・グランドファイナルの女子ダブルスで優勝。ダブルスの日本勢で男女を通じて初の頂点に立った。昨年も準優勝したことで、前年の成績がまぐれでないことを証明した。そして今大会は、優勝した石川が「中学生でベスト4とはすご過ぎる」と驚いた平野と伊藤が準決勝で激突。エリートアカデミーの平野が決勝にコマを進めた。これで雑音は封じたか……。

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