JFA初の会長選 原vs.田嶋の一騎打ちに「J生みの親」異議
木之本氏は、収賄スキャンダルに揺れるFIFA(国際サッカー連盟)についてもモノ申した。
「FIFAから『会長は選挙で選びなさい』という通達で今回の会長選挙となったが、未曽有のスキャンダルでガタガタのFIFAの言うことなんて聞く必要があったのか、と思わないではいられない」
時間切れだが、次期会長に「岡田武史・元日本代表監督(59)を推挙したかった」と木之本氏。
「勉強熱心で謙虚で義理堅い。人間的に申し分ないし、何よりも98年フランス、10年南ア大会で采配を振った得難い財産を日本サッカー界に還元しないのはもったいない」と続けた木之本氏が「最後に」とこう言った。
「田嶋、原氏には『会長選挙に敗れても職を辞することなく、お互いに協力し合って日本サッカーを盛り上げて欲しい』と声を大にして言いたい」