桜井が松井氏に熱投も…巨人ドラ7中川を他球団警戒の理由
7日、巨人のドラフト1位ルーキー桜井俊貴(22=立命大)の投球練習中に松井秀喜臨時コーチ(41)が打席に入った。
新人は全球種を38球。ひざ元へカーブを投げると、松井が腰を引く場面もあった。
「(内角を)遠慮しなくていい。当ててもいいから」と松井に言われると、言葉通りに内角球を続けるずぶとさも見せた。
「最初は緊張したけど、だんだん自分のペースで投げられた。テレビで見ていたスーパースター。内角球が当たりそうでヤバいと思った? カーブなんで避けられるかなと思った」と強心臓ぶりを発揮。松井も「力はあるし、変化球もキレていた。低めのコントロールがいい。あとは試合でその投球ができるか」と評価した。
14年は2年目の菅野の投球時に打席に立つと、菅野は12勝5敗でMVPを獲得。そんな「縁起物」とあって、桜井はキャンプ前から松井との「対戦」を熱望していた。
とはいえ、他球団の評価はちょっと違った。巨人を視察中のあるスコアラーがこう言った。