尾花投手Cの信頼も絶大 “鉄腕”山口が今季も巨人救援支える
「山口が不安? いやいや、14年に痛めた左ヒジ、これですよ。ヒジの不安さえなくなれば大丈夫だと思っています。山口はホント、コンディションだけ。今年も後半は良かったじゃないですか。私はそう思いましたけどね」
要はヒジ次第。治っていれば打たれるはずはない、と言わんばかりの絶大な信頼度なのだ。
「そりゃそうでしょう。8年連続60試合登板の山口さえピンピンしていてくれれば、リリーフは何とかなる。これは原前監督がよく言っていた口癖。沢村がノンビリ調整しようが、どこかケガしていようが、マシソンを今のまま先発に回して、ポレダをリリーフ陣に組み込もうが、山口がいてくれてこそ。由伸新体制の生命線という意味では、監督が交代しても、そこは変わらないということです」(球団関係者)
鉄腕の順調な調整ぶりは新監督には何よりの朗報。それだけ代わりがいない選手なのだ。山口が左ヒジの回復と復調をアピールすればするほど、今年もフル回転させられることになるのである。