崖っぷちの巨人・村田修一 周囲の“岡本推し”に孤独な戦い

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 キャンプで影が薄かったベテランがいる。FA入団5年目を迎える巨人の村田修一(35)だ。

 ドラフト1位入団で2年目の売り出し中・岡本和真(19)との正三塁手争いに注目が集まる中、沖縄キャンプでの対外試合5試合で8打数無安打。先輩の威厳を見せつけるどころか、全くぱっとしないのである。

 昨季は打率.236、12本塁打に終わった。衰えが指摘されるベテランは、オフに年下の27歳・坂本、31歳・長野が行うグアム自主トレに志願の“弟子入り”。「最後にひと花咲かせる」「和真にはまだ負けん」となりふり構わない姿勢でキャンプに入った。FA入団のベテランが例年以上にハイペースで仕上げ、宮崎1次キャンプで臨時コーチを務めた松井や長嶋終身名誉監督から「軸足の右足に体重を乗せてスイングすること」とアドバイスされた紅白戦2試合で2安打ずつ。しかし、沖縄2次キャンプに入ってトーンダウン。「もう疲れちゃったんじゃないか」なんて揶揄する関係者もいるほどだ。

■「併殺打&失策」が速報ニュースに

 とはいえ、気持ちは分からなくもない。

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